私の音 -My Note -

#16 立ち止まると見えた幸福の原石

2025年06月03日 16:22

この春は、

子供と一緒に春休みを過ごしました。


今日は、この春小2になった娘が
格段に自主的にになった
一緒に始めた『ある習慣』をシェアします。


今年から、長年通っていた学童に
『行かない』という選択をしました。



ですから、
朝起きてからから夜寝るまでずっと一緒。



娘がまだ小さい頃は、
1日中一緒に過ごしていると
私自身やりたいことができない。



フラストレーションが溜まり
精神的に辛かったです。


でも、
今はほぼフラストレーションゼロです!



「人はやりたいことを途中で中断する」
ときに、特に大きなストレスを感じるのだとか。



例えばこんなシチュエーション。
キッチンで夕飯準備をしている時に


『ママ、これ見て』
『ママ、あれどこ?』



もしも今、
就学前のお子さんをお持ちのママさんが
このブログを読んでくれていたら
声を大にして伝えたい。


小学1年生になったら
必ず自主的に動いてくれるようになります。
少しずつでも亀の歩みでも絶対に!です。



春休みの娘とのスケジュールは

ざっくりこんな感じ。


6:30 起床
7:00 一緒に朝食準備
7:30 朝食
8:00 後片付け〜着替え〜家事
8:30 ノートタイム
9:00 ★1時間目授業(15分程休憩)
10:00 ★2時間目授業(    〃    )
11:00 ★3時間目授業
12:00 一緒に昼食準備
午後へ続く・・・


まずは
「8:30ノートタイム」から説明していきますね。



子供と『お気に入りのノート』を開いて
「ノートタイム」開始です。


【手順1】
15分と決めタイマーをかけ
今日1日の計画を立てていきます。



タイマーはメリハリをつけるための合図なので
時間が過ぎても大丈夫。


むしろ、『まだ書きたい!』とお子さんが言ったら
ノート習慣はついたものと思ってください。



意外と集中して書いていて感動します。



*うちの娘は観察しといるとどうやら
「しっかり・ゆっくり」タイプな感じ。
「書く」ことに対する集中力はあるみたい。
(アーユルヴェーダのカパタイプ)


【手順2】
スケジュールの「★」について
2人で相談をしていきます。



「今日の1時間目は何をする?算数?体育?」
と子供に聞くのです。



学校の時間割風に進めることで
子供も1日の流れが理解しやすいようです。



「算数する!」と子供が答えたのなら
復習ドリルをやってもらいましょう。



その横でパソコン仕事などをすれば
効率的かつ
お互いに満たされた時間の使い方ができます。



授業に合わせて
親の行動を変えるだけで
一石二鳥というわけです。



お子さんがドリルをしたら
丸つけしてあげてください。



『良く読んで問題が解けたね』と言って褒め
一緒に喜んであげると
子供の心は純粋なので
とても喜んでくれます。



『嬉しい』『楽しい』『できた』
という感情は
何かを継続させるとき
切ってはきれない感情。


『やらされ』学習では
楽しくないし、
もちろんモチベーションなんて
上がらないどころか下がります。



お母さんが
自信と喜びを育むような
声かけや関わりを持つことで
心の安定がとれる人間に育っていく、
そう思います。



*アーユルヴェーダでは、「純粋性(心の状態)」=「サットヴァ」と表し
ヨガでは、「心の安定」=ヨガ実践の目的そのもの、としています。




先日、「課外授業」と称して
朝からバスに乗って街まで出かけました。



親が先回りしてやってしまえば楽なことを
全て子供にやってもらうのです。



いわば、社会科の授業の実践編です。



だから
バスに乗る時もあえての現金乗車。



今は何でもタイパ。
ピッで済むことが多い。

子供と「経験」をするなら
わざわざ手間な方を選んでみてください。


思わず社会とぐっと関わることができます。




『バスに乗ったらすぐにね、
小さな紙をとってね』


『紙に書いてある番号を
運転手さんの上の表示板から探してごらん?
その番号の下が支払うお金だよ』



子供にとっては
世の中のことは何でも新鮮。
羨ましくなるほどすべてが新鮮なのです。



つい先日は
夕方、5時間目/体育(散歩)と称して
近くのスーパーまで歩いて買い物へ。



買い物なら
『150円以内で買えるお菓子探してごらん』
と言って
実際にレジを1人でさせてみます。


(もちろん横で見守りつつも口は控えめに)


自分でやろうとする娘を見かけた
お店の方やバスの運転手さんも
『えらいね〜』などと
結構声をかけてくれました。



マンションの自宅にこもって
黙々と仕事をこなし
子供は動画やゲーム漬け、、では
感じることができない成長。



それに、
お互い迷惑をかけてかけられて
理解し合って
仲良くなっていく社会が私は好きです。




「朝ノートを書くと
ちいさな夢がどんどん叶う」


この春は、
娘もそんなふうに感じてくれたようです。